2025年4月に開幕した大阪・関西万博。大分の学習塾ブリエット代表も家族で万博に行ってきました。子ども連れ(小3、年長、0歳の赤ちゃん)での旅は大変でしたが、大阪・関西万博はとても子ども連れに優しく、快適でした。
この記事では、大阪・関西万博が子ども連れに優しいなと感じたところを6つ取り上げて紹介します。あくまでも私の主観であり、大分や九州からの子ども連れの感想になりますが、これから万博に行こうかと検討している方は、ぜひ一読下さい。
1、イスが多い
大阪・関西万博が子ども連れに優しいポイントの1つ目は、イスが多い点です。特に万博の目玉である大屋根リングの下には断続的に休憩スペースがあり、いつでも誰でも座れるくらいの数が確保されています。
また、大屋根リングの下は日陰のため、涼しく休憩に適しています。
万博はとにかく歩きます。子どもにとっては体力的にかなりきつい面もありますが、大屋根リングを中心に座るところはかなりあるので、休憩場所には困らずに過ごせます。
また、座るところが確保されているので、軽食や飲み物を飲んだりするのもわざわざ場所を探す必要はなく、快適です。
2、遊び場が多い
大阪・関西万博が子ども連れに優しいポイントの2つ目は、遊び場が多いことです。
万博のパビリオンはどうしても展示物が多いですし、並ぶことも多いので、子どもたちはどうしても飽きてしまいます。
ですが、会場には何箇所か子どもたちが遊べる遊び場を設置しています。本格的な遊具を備えているところもあり、我が家も子どもたちのリフレッシュに大いに役に立ちました。
遊具だけでなく、楽器に触れて遊べる場所も多くあります。小規模のパビリオンが集まるCOMONS(コモンズ)では各国の伝統楽器に触れて遊べるところが多いですし、「いのちの遊びクラゲ館」の一部は、予約なし&並ぶことなしに入れ、不思議な楽器に触れて遊ぶことができます。
また、暑い時期になると活躍しそうなのが、水遊び場です。会場の中央部の森には水遊びができるような水たまりを設置しており、夏にかけては特に遊ばせやすい場所になりそうです。
我が家の子どもたちもそうだったのですが、高確率でずぶ濡れになるので、着替えを忘れずに持って行きましょう!
3、ベビーカー無料
大阪・関西万博で最もありがたかったのが、ベビーカーの貸出です。
しかも、なんと無料!太っ腹です。
赤ちゃん連れ、子ども連れは何かと荷物が多く大変ですが、ベビーカーに乗せられたのでかなり楽でした。ちょっと小さい子がいたら無料ですので、ベビーカーはぜひ借りることをオススメします!
ベビーカーを借りられる場所は各ゲートの入口に貸出所があるので、そこで借りられますよ!
4、トイレの充実
子ども連れの万博にとっての懸念点の1つがトイレだと思いますが、万博のトイレは質も量もかなり充実しています。
我が家は2日間万博にいったのですが、当然子どもたちは突然トイレに行きたいと言うことがあるのですが、そんな時でもすぐに対応できるくらいの数が確保されています。
また、多くのトイレで子ども用のトイレを設置しているので、子どもも利用しやすいようになっています。
5、迷子対策
我が家が万博に行った際、長男(小3)が迷子になりました。夜の大屋根リングでテンチョンが上がり、ちょっと先まで行ってくると言ってダッシュで走り出し、そのまま迷子になりました。
その際、大屋根リングにいたスタッフさんに相談したところ、すぐさま園内のスタッフさんに息子の情報を共有してもらい、すぐに見つけることができました。とてもありがたかったです。
万博側の迷子対応は素晴らしかったですが、迷子対策を2つほどご紹介します。1つ目は、GPSを持たせること。うちの息子もカバンにGPSを入れていたので、およその位置はわかったため、近くのスタッフさんと連携して見つけやすかったところがあるので、あると便利です。
2つ目は、人混みの中でも目立つ格好をさせておくことです。万博に限らず、人が多いところに行く際には、我が家は子どもたちに蛍光色のシャツを着せるなどしていますが、一目でわかるので効果的です。
6、大阪が子どもに優しい地域性
万博会場だけでなく、開催地の大阪全体の傾向として、ものすごく都会で人が多いのに、子どもに優しい印象を受けました。
特に印象的だったのが、万博会場から大阪駅までのシャトルバスです。私たちが乗ったタイミングでちょうど席が埋まって立つしかない状況になったのですが、子ども連れの我が家の姿を見た女性のグループがすぐに席を譲ってくれて、おかげで子どもたちは疲れている中でも座ることができて、とてもありがたかったです。
それ以外のところでも子ども連れに寛容で、都会はなんとなく子ども連れに冷たい先入観があったのですが、大阪はさすがに人情の街だなと思いました。
以上のように、大阪・関西万博は子ども連れに優しいポイントが多く、子ども連れで行くのはオススメです!パビリオンにたくさんは入れない可能性が高いですが、学べて楽しめるポイントはたくさんあるので、ぜひ子どもを連れて万博に行ってみましょう!!