子どもが万博で学べる!塾長が体験した学びの宝庫・大阪・関西万博2025の魅力3選

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 2025年4月に開幕した大阪・関西万博。当塾の代表も4月30日と5月1日に家族で行ってきました!子ども連れの万博は大変でしたが、やはり学びも多いと感じました。
 この記事では、万博を通じて子どもが学べることを大きく3つに分けて提示していきます。

 世界各国がパビリオンを出す万博の醍醐味の1つがいろいろな国を知ることができる点だと思います。情報化が高度に発達した今でも、やはり様々な国が一堂に会した万博は特別な意味があると思います。
では、どうやって色々な国について知ることができるでしょうか?
ここでは具体的な方法を4つ取り上げたいと思います。

(1)パビリオン

 言わずもがなですが、各国のパビリオンに入ることでその国について深く知ることができます。
 パビリオンは単純な展示だけでなく、アーティスティックにその国の雰囲気を伝えようとしていたり、貴重なものを特別に展示していたりと、様々なアプローチで自国の紹介をしています。
 ただし、今回の万博は全体的に予約がないと入れないことが多いので、人気なところは予約が必要です。しっかりした準備が必要です。
 予約がない&並ばなくて入れるパビリオンとして、COMONS(コモンズ)が挙げられます。ここは、世界各国が小規模なブースにパビリオンを出店していて、1つの施設で20~30カ国が集まっています。一気にいろいろな国について知れるため、オススメです。

(2)スタンプラリー

 大阪・関西万博では各国のブースに記念スタンプが置いてあります。これを集めるのは子どもにとって楽しみながら様々な国を知れる良い方法だと思います。実際、我が家の子どもたちもスタンプラリーは楽しそうにやっていました。
 スタンプラリーを楽しむ準備として、子どものバックにも入る小さめのノートを準備することをオススメします。会場内でも持ち運びが簡単ですし、保存しやすいという点でも良いです。

(3)記念写真を撮る

 各国パビリオンには、その国の人が駐在しており、中には民族衣装を着て出迎えてくれますので、ぜひ記念写真を取りましょう。記念写真は良い思い出になりますし、将来的には中学校や高校の地理の勉強にも活きてきます。何より、様々な国の人と直接交流することになるので、貴重な体験となります。

(4)パビリオンの人と話す

 各国のパビリオンには現地の人がいる場合が多いので、思い切って話をするのもオススメです。食べ物や人気のスポーツなどの話題でもいいと思うので、ぜひ話してしましょう。体験した感じだと、日本語ができる場合が多いです。
 また、少し高度にはなりますが、センシティブな話題の見解を聞くのも良いかと思います。例えば、スロベニアの人に旧ユーゴスラビア紛争についての見解を聞いてみるなどです。配慮はいりますが、実際に現地の人たちの声を聞けるのはとても勉強になると思います。

 万博では、いろいろな「本物」に出会えます。以下、私が万博会場で出会って印象に残った本物について取り上げます。

(1)iPS細胞の心臓

 今回の万博の目玉の1つでもあるiPS細胞で作成した心臓。我が家は運良く予約なしでしたが20分ほどで見ることができました。正直なところ、思ったより小さくて、何か動いてるな、くらいの感じでしたが、この薄い感想も実際に見たからこそ。人気パビリオンですが、朝早くなら入れる可能性があるので、ぜひ行ってみて下さい。

(2)大屋根リング

 今回の万博の象徴でもある大屋根リング。全長2kmの木造建築のリングで、世界一の木造建築としてギネスにも認められています。大屋根リングは実際に見ると圧巻の大きさで、正直なところ大屋根リングだけで万博の入場料は元を取れていると感じるくらい感動しました。ぜひ、子どもたちに見て、歩いて、体感して欲しいです。

(3)岩塩

 COMONS(コモンズ)の中にあるパビリオンの中で一番良かったのが、パキスタンの岩塩の展示です。ピンク岩塩の塊をポールに指したモニュメントは幻想的でとてもよかったです。

(3)楽器

 万博会場で出会いやすい本物の1つが、楽器です。各国のパビリオンにもよくありましたし、「いのちの遊び場クラゲ館」でも様々な楽器に触れて遊ぶことができます。実際に演奏できるので、子どもにも楽しんで体験できるアイテムだと思います。

 万博は様々なパビリオンにその国の人がいますが、来場者も色々な国から来ていて、多様な人々と交流ができます。特に大分の場合はアジア系の観光客は見慣れていますが、それ以外の国や地域の人々は見慣れていないので、かなり新鮮です。
 子どもたちにとっては、万博の様々な遊び場が大きな国際交流の場になるかもしれません。我が家の子どもたちも水遊びや遊具で外国の子どもと一緒に遊んでいて、とても貴重な体験ができたと感じています。
 このように、万博は子どもの学びの機会に溢れています。万博でいろいろな学びができることを願っています。

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