2025年4月に開幕した大阪・関西万博。当塾の代表である私も先日、家族で行ってきました。我が家は、小3息子、年長娘、生後6ヶ月の赤ちゃん連れの5人で行きました。子ども連れのおでかけや旅行は特に大変なのですが、万博に行く際にもっとこうすればよかった、これは準備すれば良かったという点がいくつかあります。
この記事では、これから子ども連れで万博に行こうと思っていて、どんな準備をしていけばいいのかに悩んでいる人に向けて書いています。しっかり準備をして、万博を楽しみましょう。
1、とにかく予約システムを理解しておくことが大事
万博を楽しむために一番大切なことは、予約システムを理解して、確実に予約をして、システムをハックすることです。
今回の万博では、人気パビリオンは予約していないと入れない施設がほとんどです。行けばなんとかなると思っていると、結果としてほとんどの施設に入れません。
実は私も行けばなんとかなると思っていたのですが、すでに手遅れでした。結果、我が家が2日間で入れた人気パビリオンはiPS細胞の心臓があるパソナ館のみでした。
予約システムの詳細は別の機会に譲るとして、まずは予約システムをしっかりと調べて、理解することが、事前の準備として何より大切です。
2、入場予約は、子ども連れなら西ゲートから入るのがオススメ
万博の入口は東ゲートと西ゲートがありますが、子ども連れにオススメなのは圧倒的に西ゲートです。
オススメの理由は単純で、東ゲートに比べると混まずにスムーズに入れるからです。
西ゲートは、シャトルバスを利用した交通手段になります。シャトルバスは基本的に事前予約と事前決済が必要ですが、おそらくこの面倒くささから人が少ないと思うので、オンライン予約とオンライン決済を頑張りましょう。(このくらいの予約ができないと、パビリオンの予約はできないです・・・)
大阪駅や新大阪駅からシャトルバスが出ていますが、少し割高です(片道1人1000円)。JR桜島駅(ユニバーサルスタジオの隣)まで電車で行き、そこからシャトルバスが350円と安くて良いかと思います。早い時間帯のシャトルバスは座れないこともありますが、10時台以降は誰でも座れるくらいに空きます。
西ゲートのデメリットを挙げるとするなら、人気パビリオンが東ゲートに集中していることかなと思いますが、子ども連れは並ばないことを優先して西ゲートが無難かと思います。
3、準備物
(1)万博会場の紙の地図
これは色々なところで言われていますが、万博会場の紙の地図は必須です。たしかにスマホでも地図は見ることはできますが、予約システムなどの利用でバッテリーの消耗が激しいので、地図は紙がベスト。スマホバッテリーの節約になります。
また、万博会場でも紙の地図を売っていますが、並んでいました。家で印刷してくるのがいいと思います。
公式のマップもいいですが、非公式で上手くまとまっているものもネットにありますので、公式と一緒にそちらも印刷するといいかもしれません。
(2)モバイルバッテリー
これもあったほうがいいと思います。が、実は我が家はあまり使わなかったんです。理由は、早々に予約争奪戦を諦めたから(笑)ですが、しっかり回りたいならあった方がいいと思います。
ちなみに、私はちょうどスマホを変えたばかりで充電がかなり持つスマホだったので、モバイルバッテリーのお世話になることはありませんでした。スマホそのものの性能自体にもモバイルバッテリー持参の有無はかなり影響されると思います。
(3)お菓子・軽食(食事)
これも巷で言われていますが、子どものお菓子や軽食は必須だと思います。かなり歩くので体力を使うため、栄養補給の意味でも大切ですし、並んでいる時の暇つぶしとしても役に立ちます。
また、レストラン等は当初言われているよりは並ばないですが、そもそもが高いので、食べ物は持ち込むのが良いと思います。我が家は1日目はフードコードで食べましたが、2日目はすべて持ち込み、節約しました。
(4)飲み物は水筒orペットボトル1本でOK
飲み物は水筒かペットボトル飲料が1本あれば大丈夫です。多少並びますが、無料のウォーターサーバーがあり水の補充が可能です。また、自販機も各所にあり、値段も普段とほとんど変わりません。最近は普通の自販機も高いので。
(5)着替え
着替えは多めに持ってくることをオススメします。万博内には水遊びができる場所があり、子どもたちは入りたがりますし、確実にずぶ濡れになります。
また、これから暑い時期になるので、必ず1着は着替えを持ってくることをオススメします。
(6)スタンプラリー用のミニノート
万博では各国パビリオンにスタンプが置いてあり、それを集めるのも楽しみ方の1つです。特に子どもたちはとても喜びます。
公式のものも会場内に売っていますが買うのに並びます。ですので、オススメは100均などで小さいポケットサイズのノートを買うことです。持ち運びも楽ですし、思い出の品として保管しやすいです。
(7)赤ちゃん連れの諸々
我が家は赤ちゃん連れだったので赤ちゃん連れの情報もお伝えします。
まず、ミルク。通常は缶の持ち込みはNGですが、ミルク缶はOKでした。ただし、入場時のX線検査の際には出しておかないといけません。また、我が家は使い捨ての哺乳瓶を持って行っていましたが、とても便利でした。
次にベビーカーですが、万博会場で借りることができます。しかも、無料です。これはとてもありがたかったです。
以上、万博を快適に過ごすための準備になります。しっかり準備をして大阪・関西万博を楽しみましょう!