中学受験直前の親御さんへのアドバイス
いよいよ2025年度の中学受験シーズンがスタートしました。
大分では、12月14日(土)に大分市の中学受験初戦である大分中学の入試が実施され、年明けの1月4日 岩田中学、1月6日 向陽中学、1月10日 大分大学附属中学・大分豊府中学と続いていきます。
直前期の子どもたちはもちろん、親御さんにとっても精神的に大変な時期です。
「親としてどう接するのが正解なのか」と悩まれているご家庭も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、中学受験直前の親御さんに向けて、これから受験を迎えるお子さんとの接し方や向き合い方についてお伝えします。
学校の欠席といった具体的な話題から、心構えの部分まで、できる限りのアドバイスを書いていきます。
(1)中学受験直前の子どものために親御さんができる最も効果的なこと
中学受験直前の子どものために、親御さんができることは大きく2つあります。
1つ目は、直前期の学費を捻出することです。
どこの塾でも直前期の講習料金は高く設定されています。拘束時間が長くなることも多く、親御さんにとっては切実な問題でしょう。
しかし、直前期は子どもの学力が最も伸びる時期でもあります。どの塾もこの時期は総力を挙げて指導しますし、投資としては最も効果の高いタイミングだといえます。可能な範囲で、しっかり講習を受けさせてあげることが大切です。
また、大手集団塾に通っている場合は、直前期のみ個別指導を併用するのも一つの方法です。
特に、1対1指導塾ブリエットのようにプロの専任講師が指導する個別指導では、お子さんの弱点を的確に分析し、短期間でも点数アップにつながる対策を行うことができます。
短期間で大きく伸びるケースも珍しくありませんので、ぜひ直前期の選択肢として検討してみてください。
さて、話を戻します。
2つ目は、環境整備です。
中でも最も大切なのが、家族円満です。とてもシンプルですが、これが一番効果的です。
直前期の子どもたちは、受験の緊張感やプレッシャーで精神的に疲弊し、さらに塾でのハードな勉強によって体力的にも限界に近づいています。
そんな状態で、家に帰ってもストレスがかかる環境だったらどうでしょうか。
全力で受験を走り切ることはできるでしょうか。
塾で頑張ったあと、家に帰ると家族が笑顔で迎えてくれる。
この安心感は、中学受験生にとって何にも代えがたい支えになります。
家庭ごとに事情はあると思いますが、家が安心できる場所であることが、直前期のお子さんには何より必要です。
家庭が一つのチームとなって支えるためにも、直前期は特に家族円満を意識していただきたいと思います。
(2)お子さんの勉強管理で気をつけたいこと
中学受験の直前期は、最も学力が伸びる時期であると同時に、最も勉強量が増える時期でもあります。
そこで注意していただきたいのが、体力とメンタルです。どれだけやる気があっても、それを支える体力と精神の安定がなければ逆効果になります。
そのために最も大切なのが、睡眠です。
どんなに切羽詰まっていても、睡眠時間を削って勉強するのはNGです。集中力やメンタルの低下につながり、結果として学習効率が落ちてしまいます。
大学受験でも「睡眠時間は削るな」と言われますが、中学受験ではそれ以上に注意が必要です。受験生とはいえ、小学生はまだ子どもです。
睡眠や生活リズムの管理は、親御さんが責任を持って行うべき部分だと思います。
(3)感染症対策について
受験の天敵である感染症対策も、万全に行いましょう。
マスク・手洗いといった基本的な対策に加え、近年では感染症対策を目的に学校を休むという選択をするご家庭もあります。
当塾としては、受験のために学校を休むことを積極的に推奨はしません。ただし、感染症を防ぐ目的であれば、理解できる判断でもあります。
法的な問題はありませんが、大っぴらに行うことには倫理的な難しさもあるでしょう。
大分の中学受験では、大分大学附属中学・大分豊府中学の入試が1月第2週の土曜日に行われます。その関係で、始業式から2~3日学校を休むケースも実際にありました。
基本的には登校が望ましいですが、数日休むかどうかはご家庭の判断であり、特別なことではありません。
(4)中学受験直前の親御さんに贈る言葉
最後に、漫画「ドラゴン桜」から、直前期の親御さんにぜひ知っておいてほしい言葉を引用します。
親以外の大人の世界、すなわち社会というのは何だかんだいって、結果しか見ません。「努力や過程が大事だ」と言葉では簡単に励ましますが、やはり社会の最終的な評価はその子どもの出した結果に対してのみ。
他人からすれば途中の頑張りまでいちいち見ていられないのです。そんな世の中で、親以外に誰が子どもの努力を認めてあげられるでしょうか。
せめて親だけでも「結果はどうでもいい。その努力が尊いんだ」と思ってあげることが大事です。親が本気でそう思っていることが伝われば、子どもは親を信頼し、落ちることへの恐怖が薄れ、受験に前向きになります。
家の中が落ち着いていれば、だいたいハッピー。他のこともうまくいきます。
中学受験は、子どもの人生にとって数ある通過点の一つにすぎません。受かっても落ちても、その経験を将来の糧にすることの方が大切です。
それでも、今この瞬間に頑張っているお子さんの力を最大限発揮させるために、この記事が少しでも参考になれば幸いです。


